今月の1台  フジペットEE

富士写真フィルム(当時の社名)から1961年に発売された。
この頃からフィルム全盛時代に至るまで、富士写真フィルムのカメラはとても面白い。
カメラで利益を上げるのではなく、『フィルムで得た利益をカメラに還元する』といった姿勢を感じる。
実験的なカメラ、他のカメラメーカーが目を向けないカメラなどがいっぱいある。

フジペット・そしてEEも、カメラに興味を持った青少年をターゲットとして開発・発売されたと聞いている。
私も、親にねだってこのカメラを買ってもらったのもちょうど小学校高学年だったような気がする。